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矢田瑞葉先生
アイディアっていくつあっても困らない  
照りつける太陽とさわやかな潮の香りの中をぬけて、葉山の御用邸の近くにある矢田英語教室をお訪ねしました。広いお部屋いっぱいに、手作り教材をご披露してくださった、瑞葉(みずは)先生。子供たちをあきさせない創意工夫とそのアイディアの源を伺いました。

 とてもたくさんの種類のハロウィングッズですね。

 ええ、100エンショップやトイザラスなどで集めているんですよ。
たとえば、このくもの巣。蛍光塗料が塗ってあり暗いところで光るんです。これをハロウィンの日に飾っておいたら、生徒の一人が「天井からぶら下げてほしい」っていうんですね。もう効果抜群、盛り上がってしまって。
そんなことがあるから、どこへ行ってもね、「あ、これ使える!」なんてすぐに買ってきちゃうんですよ。以前に沖縄に旅行に行ったとき、フラッと入ったお店がドクロとか怖いグッズを売っているお店で・・・おもわずあれこれと買ってしまいました。家族からは「こんなに集めてどうするんだ」といわれますけれどね。(笑)
 たくさんの衣装はどのようにお使いになるのですか。

 自分でも着ますけれど(笑)生徒に貸し出します。 
中には、自分で用意してくる生徒もいますが「よかったら使ってもいいよ」と伝えておきます。
 こんなにアイディア豊富なMizuha先生は、英語のレッスンの中ではどのような工夫をなさっていますか?

教材は手作りをしたり、市販のものでもなにか新しい工夫を取り入れます。
たとえば、生徒に人気のTicTacToeというカードゲームでは、Switchカードをひくと、おともだちカードと交換できるというルールを付け加えたりします。高学年になると、ただ単純にカードゲームをしているだけでは飽きてしまいますものね。
「ハエたたきゲーム」にしてもいろいろなバージョンをつくりました。たとえば、先生が問題を出したあと「Go」と言ったらカードを取る、と決めておきます。すると生徒はいつ「Go」がでるか必死になって聞き、結果として何度も英語の問題を聞くことになりますよね。同じカード教材を使うにしても、めりはりをつけてあげることが大事です。
 常に先生が新しい工夫をなさっているのですね。

そのほかには、これはある研修会で学んだことなのですが、あらかじめ生徒に番号をつけておきます。そして英語で出題をした後に、生徒の番号を言います。するとその番号の生徒がカードを取ることができるのです。
この方法のポイントは、先に番号を言わないこと。先に番号で生徒を指定してしまうと他の子は全然聞いていませんから。いつ自分の番がまわってくるのかわからないからこそ、全員がとても集中します。
また、難しくてどうしても定着させたいカードには点数をつけることもあります。 カードの枚数だけでなくポイントも加算すると逆転勝ちすることもありますから。
そうそう、あるとき生徒から、ポイントの代わりにキャンディを置いてほしいというリクエストがあったんですよ。だから、たまになんですけれどね、レッスンの終わりのほうにアクティビティとしてキャンディをカードの上においてあげます。キャンディはそのカードを取った子のもの。もう、みんな必死ですよ〜(笑)。盛り上がりも集中力もばっちりです。

このあいだは、幼児向けに魚釣りゲームを作りました。
導入したい単語をクリップでラミネート加工した魚に直接貼ります。それらを磁石のついたつりざおでつります。
この間は数字のカードをこの魚に貼りましたが、季節ごとに単語を変えたりして、たとえばイースターだったら Easter Bunny や Egg などのカードを貼っても楽しいですね。

それから Teddy Bearをつかったこんなアクティビティも楽しいです。Bear の体に eyes、ears、hands・・・などをおいていくのですが、生徒はペアになります。ひとりが目隠しをし left eyeと言ったら、ペアの人が left eye を渡します。目隠しをしたまま Bear を完成させていくのですが、なかなかうまくいきません。ペアの人は右とか左とか指示を与えながら、二人で協力して Teddybearを完成させていきます。Body Parts、Left ・Right などの Direction を使ったゲームです。
 すでにある教材に新しい工夫をして会話に結び付けていくのはすばらしいことですね。

でも最初はいろいろ失敗もしましたよ。
幼児クラスで競争させたら泣かれちゃって。「あ、しまった。幼児は競争はだめなんだ」なんて反省したり。
今私はボランティアで外国人の大人の方に日本語も教えているのですが、毎回生徒さんから評価を受けるんですよ。「More games」とか、「I love your class.」とか。だから教えるためのアイディアは、日本語、英語にかかわらず、いつも何かないかなぁって考えているんです。アイディアはいくつあっても困らないですから。
将来は異文化交流にも力を注いでいきたいと思っています。
7月の末に英語教室の生徒と日本語教室の生徒さんのご家族との交流の機会を持ちたいと思い、海で「スイカ割り」を企画しています。今から英語教室の生徒は「なんて質問しようかな」なんていっていますよ。大人も一緒ですから、一品もちよりにしました。いろいろなスタイルのお料理が並ぶだろうと思うととても楽しみです。

 それは楽しみですね。スイカ割りのお写真もお待ちしています。
 本日はたいへん貴重な手作り教材の数々をご紹介くださり、有難うございました。



  ■その後、スイカ割りのご報告をいただきました■
さて、パーティの方はどうなったかというと風邪をひいたり、手足口病になったり、吐く風邪で来れなかったり、キャンセルが相次いで結局10人の生徒がこられなくなってしまい約15名くらいの参加でした。でも終ってとても楽しかったです。子供達も、外国人と一緒にすいかを割る体験ができて、一味違ったすいか割りだったのではないかと思います。逆に人数が少なかった分、交流があったようで、木に登った男の子などはかわいい女の子に「下りてきて」といわれて、(他の子が呼んでも下りてこないのに)嬉しそうに下りてきたりしておかしかったです。外国人の女の子達もパーティがあったらまた来ると約束してくれて日本人の子供達も喜んでくれたのではないかと思います。   矢田瑞葉

 教室名      矢田英語教室
 住所        神奈川県葉山町
 生徒       5歳〜大人
 メールアドレス mizuha@wa2.so-net.ne.jp